数学検定８級とは？小学校４年生向け！ケアレスミスをせずに計算問題を解こう！
数学検定という資格があるのをご存知でしょうか？
数学検定は正式名称を「実用数学技能検定」と言いますが、実用数学技能検定には、１級から11級と準１級、準２級、かず・かたち検定のゴールドスター、シルバースターを合わせて全部で15の階級が存在します。
数学検定に合格することで、一部の学校で入試優遇や単位認定を受けることができる他、高等学校卒業程度認定試験の「数学」科目を免除することもできます。
今回は数学検定８級の概要についてご説明いたします。
１.数学検定８級とは？
数学検定８級は小学校４年生程度を対象としています。
数学検定８級では、以下の能力が問われます。
・都道府県人口の比較ができる。
・部屋、家の広さを算出することができる。
・単位あたりの料金から代金が計算できる。
・色紙などを、計算して同じ数に分けることができる。
・調べたことを表や棒グラフにまとめることができる。
・体重を単位を使って比較できる。
今までの級では最初に計算問題がありました。
過去問をのぞいてみましたが、８級からは計算問題が一段と難しくなっています。
おそらくここからはひっ算が必須ですね。
ひっ算を駆使し、ケアレスミスをせずに計算問題を解いていきたいところです。
数学検定は１～５級は一次試験の他に二次試験がありますが、他の級では二次試験がありません。
原則として受験資格はなく、どの級からでも受験することができます。
試験日
４月、７月、10月
出願時期
受験の約３か月前～受験の約１か月前
受験料
2000円(税込み)
試験時間
50分
出題数
30問
合格基準
全問題の70%程度
合格発表日
各検定日の約３週間後にインターネットで可能
２.数学検定８級の難易度は？
数学検定８級の合格率は約85％です。
これまでの級と比べると合格率は落ちていますが、まだきちんと勉強すれば合格できる難易度です。
目の前の問題をコツコツ解いて実力をつけていきましょう。
小学受験や中学受験を考えている親御さんなら、テストに慣れさせるために子供に受験させるのも良いと思います。
やはり試験本番で実力を発揮できないのが一番つらいです。
試験本番の予行練習をすることで試験に慣れておきましょう。
３.数学検定８級の勉強方法は？
数学検定においてはこちらの過去問題集が有名らしいですね。
８級の勉強においてもこちらの過去問題集を購入しておくべきでしょう。
資格試験の勉強は過去問に取り組んだ方が圧倒的に勉強の効率が良いように思えます。
実用数学技能検定過去問題集 算数検定8級
過去問題集だけの勉強では不安を感じる方はこちらの参考書に取り組んでみてはいかがでしょうか。
要点がまとまっており、解説も充実しているそうです。
実用数学技能検定要点整理8級―算数検定
親子で一緒に勉強できるような参考書もあるようですね。
親御さんは算数を通して子供とコミュニケーションをとる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
やはり親子間のコミュニケーションは重要だと思います。
親子ではじめよう 算数検定8級
なお、数学検定で過去に出題された問題はこちらで確認することができます。
数学検定過去問題
４.終わりに
今回は数学検定８級の概要についてご紹介いたしました。
数学においてはケアレスミスをしないことが大切です。
ケアレスミスをすることで、今までの労力が無駄になってしまいます。
解き終わって時間が余ったら見直しや験算をして値が合っているかどうか確かめることを忘れないようにしましょう。
ケアレスミスがあったせいでテストに不合格となれば悔やんでも悔やみきれないですね。
計算ミスは中学生、高校生になってからもよく起こります。
小学生などできるだけ前の段階から計算を丁寧にすることを心がけ、学年が上がってからケアレスミスが頻発しないように今のうちに心がけておきましょう。
数学検定の他の級については、こちらの記事にまとめております。
数学検定の種類とは？
８級より上位の級である７級、８級より下位の級である９級について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
数学検定７級の概要とは？
数学検定９級の概要とは？
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