Google PlayでGoogle Play Billing Library のバージョンに関するポリシー違反の対処法【Flutterを使用】
先日、Google Playから「[ご対応のお願い] Google Play Billing Library の要件の変更による影響を受けているアプリがあります」という件名で下記のメールが届きました。
重要メッセージ Google Play Billing Library の要件の変更により 40 個のアプリに影響
40 個のアプリで使用している Google Play Billing Library のバージョンは、まもなくサポートが終了します。2025/08/31より、すべてのアプリでバージョン 7.0.0 以降の使用が必須となります。アップデートが否承認とならないように、この期日までに最新バージョンに更新してください。
解決方法
該当するすべてのアプリの APK、および Google Play での課金に使用されているサードパーティの SDK とライブラリを、すべてのトラックでバージョン 7.0.0 以降に更新します。最新の収益化機能を利用できるようバージョン 8 に更新することをおすすめします。該当する 40 個のアプリには以下が含まれます。
今回はこの問題に対して、私はどのように対処したのかについて備忘録として残しておきます。
Contents
Google PlayでGoogle Play Billing Library のバージョンに関するポリシー違反の対処法【Flutterを使用】
表題の件について、解決するために私は次の2つのことをしました。
より迅速に解決するために2つともやりましたが、どちらか1つだけで良かったという可能性もあります。
1.in_app_purchaseが絡むライブラリのアップデートを行った
購入周りで使っている、in_app_purchaseを内部で使用しているライブラリのアップデートを行いました。
依存関係があってin_app_purchaseが絡むライブラリが依存しているライブラリのバージョンアップも行いました。
ついでに、他の使用しているライブラリの最新バージョンを見直してそれらもアップデートしました。
2.android/app/build.gradleにbillingclientを追記する
私はFlutterを使用していましたが、android/app/build.gradleに下記の追記をしました。
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dependencies { implementation 'com.android.billingclient:billing:7.0.0' // 最新バージョンのGoogle Play Billing Library } |
これら二つの対応をしてリリースし、しばらくすると「先日お知らせしたアプリのポリシー違反が対処されました」という通知が来ておりました。
終わりに
今回はGoogle Playから「[ご対応のお願い] Google Play Billing Library の要件の変更による影響を受けているアプリがあります」という件名でメールが来て、それを私がどう対処したのかについて備忘録を残しました。
ちなみに宣伝となりますが、私は下記のサクトレシリーズなどをメインにモバイルアプリをリリースしております。
https://sakutore.decryption.co.jp/
この記事がお役に立てれば幸いです。
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