M1 MacでStable Diffusion Web UIを動かすならDockerよりネイティブ環境が安定!



結論:Dockerよりもcondaでのネイティブ実行が安定

M1 Mac上でStable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111版)を使って画像生成を試したところ、以下のような差が明確に現れました。

Dockerで起動した場合の問題点

・画像生成時に"Connection errored out"のトーストエラーが頻発
・docker logs を確認しても明確な原因が出ないことが多い
・docker inspect を使って調べたところ、ExitCode 137(メモリ不足による強制終了)が頻発
・放置していてもDockerコンテナが勝手に落ちることがあった
・M1 MacのARMアーキテクチャとx86互換のイメージ実行の非効率性が影響している可能性あり

ネイティブ環境(conda + PyTorch MPS)での変化

・同じモデル・設定でも正常に最後まで生成可能
・エラーは一切発生せず、安定して利用できた
・Dockerよりも起動が高速
・Apple Silicon(M1)のMetal API(MPS)を活かせるため、軽量でも高性能

環境構築の簡単な流れ(ネイティブ)

おすすめはネイティブ実行!

M1/M2チップ搭載MacでStable Diffusionを使うなら、Dockerではなくconda環境でのネイティブ実行が断然おすすめです。

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画像生成

Posted by ちこ